方針

以下のことを前提としてご利用ください。
・最後は自分
・初心忘るべからず
・その日の100%を出す
・正しく努力する
・やる気は払うもの

最後は自分

誰かの真似から始まり、習慣づけて、自分だけでできるようになって初めて、習得したと言えます。 なので、自分のことを自分が1番知っている状態にすることを心がけましょう。例えば、30分あったらどれだけの単語が覚えられるかをはっきり言える人は少ないかと思います。 そもそも、自分がどんな時にどんな反応をするのかを気にしなくても生活できてしまいます。 自己管理といったらあまりにも簡単ですが、自分だけでできるようになったと決めるのは自分だということを忘れないでください。
最後は自分というのは、何をするにしても最後は自分の判断を含んでいるということです。なので、最後まで自分の味方でいてあげられるようにしましょう。

初心忘るべからず

これは能を大成させた世阿弥の言葉です。最初の初々しい気持ちを忘れないで目下に優しくしましょう、のような意味に一見思えますが、そうではありません。 始めた頃に味わった悔しさ恥ずかしさ、そして今に至るまでの努力を忘れてはいけない、という意味です。
学ぶのは知らないできないわからないのどれかまたは全てに該当し、改善したいからなはずです。 すぐに結果が出ずにもどかしくても、悔しさを原動力に少しずつでも確実に成長して行きましょう。

その日の100%を出す

どんなにできる人でも毎日100点を取るのは不可能です。しかし、どんな人でもその日の100%の力を出すべきだと私は思います。 たとえ疲れてヘトヘトで10%の力しか出せなかったとしても、その10%を出し切る習慣をつけましょう。

正しく努力する

バレなければ何でもやっていい、注意されなければ何でもやっていい、この程度なら誰も傷つかないからいい、このように考えるのを盗人根性といいます。 個人の自由ですが、私はこの考え方が嫌いなので関わりたくありません。 なぜなら、面倒臭いと言って後回しにして、甘えられるだけ甘えた人に限って自分に自信がなく、猛々しく人の足を引っ張ることに必死だからです。 盗人根性を捨てて、自分でやるしかないと腹を括った時ようやく正しい道に乗るような気がします。
誰かに習うなら、まず人の話を聞いてそれを言えるようになる必要があります。できない人が案外多いので、心がけましょう。 そして、自分で覚悟を決めて努力すれば、失敗するかもしれないという不安よりもやるしかないと背筋が伸びる思いが勝つはずです。

やる気は払うもの

やる気が出ないということは誰もが悩む問題です。しかし、やる気は出たり出なかったりするものではありません。 今から勉強という場面で机に座って教科書も開いていざ始めようという時に限ってやる気がなくなる人が多くいるように思いますが、例えば、 今から食事という場面でレストランにいて注文したものも既に目の前にあっていざ食べようという時に食べる気がなくなる人はごく稀なはずです。
百歩譲ってそういう人がいたとして、レストランで自分で注文しておいて後から難癖をつけたり、それでたとえ食べなかったとしても代金は払うべきなのに払わないと言い出したらそれはもはや客ではありません。 勉強にも同じことが言えないでしょうか。せっかくいざ始めようとしているのだからよそ見をしないで、やる気を払って自分の力にしましょう。