ARATAKAについてのご紹介

改めることを貴いと心得る、改貴【 ARATAKA 】です。

✱(アスタリスク)には2つの役割があります。
1 言語学で単語の前につけて誤っていることを示す
2 プログラミングの言語で乗法( ☓ )として使われることがある

✔(チェックマーク)にも同様に2つの役割があります。
1 日本で誤っていることを示す
2 英語圏や中国語圏で正しいことを示すために使われる

これらを組み合わせることで、
1 誤りを誤りであると認識できる
2 正しいことを何倍にも増やすことができる
という目標を表しています。

大学入試は2020年度から大学入学共通テストに移行し、英語に関して言えば、従来のセンター試験で出題されていた文法・語法問題の代わりに、 読む量の多さに耐えられる体力に加え、内容を読み解くための情報処理能力も今まで以上に必要な問題になりました。

EF(国際語学教育機関)が発表した2024年の調査によると、英語を母語としない116カ国・地域のうち、日本人の英語力は前年の87位から92位に順位を落としました。 これは5段階中4番目となる「低い能力レベル」(62~92位)に分類され、一番下の「非常に低い能力レベル」の一歩手前にかろうじて位置しています。

初年度の2011年と比べて参加する国・地域の数が約3倍になったにしても、およそ10年で順位を80近く落としてしまっています。

また、OECD(経済協力開発機構)が16~65歳を対象に実施したPIAAC(国際成人力調査)で日本の読解力を2013年と2024年の結果に基づいて比較すると、 約10年間でレベル3が減ってレベル1以下とレベル5が増えるという二極化がうかがえます。 情報社会となった今では、調べて分からないことの方が少なくなりました。 一方で、情報過多となって、無意識のうちにDDoS攻撃を受けているような状態に陥ってしまっているのではないかと懸念しています。 大切なことが何か、自分で判断しなければなりません。求められる技能や能力の根源を見出す必要があります。

さらに、学校の学習環境と教員の勤務環境に焦点を当てたTALIS(国際教員指導環境調査)は、 2018年時点で問題解決能力を養うために必要な「批判的思考」を世界各国の中学校が宿題を通してどれくらい習慣づけようとしているかを公開しました。 これまでのやり方では通用しないような想定外の事象が発生する現代は、VUCA(ブーカ)時代と呼ばれています。 VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの言葉の頭文字をとった造語です。 世界と比べて「自分なりに考える」機会が少ない日本では、能動的に実行するかどうかで大きく差が分かれます。