カリキュラム

文法

正解したからいいと高を括っていたり、日本語の文法は分からなくても理解できるのにと人間に本来備わっている言語能力にあぐらをかいて量ばかりこなしていたりすると、選択肢の全てが正解のように感じて途方に暮れる時が必ず来ます。
文法とは間違えないためにまたは間違えた時に論理的に指摘し訂正するためのルールです。 つまり、正しく文法を習得すれば筋の通った考え方ができるはずです。正解する能力はもちろん訂正する能力も養うことができます。
ARATAKAでは今まで体験したことのない英語の砦安心できる文法を提供します。

語彙

語彙は単語と熟語の2つに分けられます。
単語は、ことばにおいて意味を持つ最も小さな単位です。言い換えれば、単語が分かれば文の内容を大きく理解できます。ただし、単語を英語と日本語の訳のみで結びつけることは危険です。
例えば、"dictionary" は「辞書」である。これは間違いありません。しかし、"He is like a dictionary." を読んで、「彼は辞書のようです。」と訳すだけでは不十分です。 「彼は辞書のように言葉の意味をよく知っている人です。」と解釈する必要があります。
単語を訳という点ではなくその単語の内容という枠を知ることが大切です。 そうでなければ、長文読解で頭打ちになります。
熟語、いわゆる語法は、文法とは異なり単語自体に相性の良い単語を決定する権限があるので、ニュアンスやイメージといった抽象的な解釈が必要です。 なので単語も同様ですが、学習者本人の努力面が大きく影響します。
絶品料理を食べて帰った後でも口に残っている余韻とまではいきませんが、記憶した後思い出すためのひと手間が隠し味になると信じています。

解釈

英文解釈は長文読解に欠かせません。なぜなら主述関係を死守しなければその文以降の内容が大きく変わってしまう可能性があるからです。 また、文の構造を正しく処理できればある程度単語を知らなくても、文の内容を合理的に推測できます。 あえて明言しますが、5文型は文の構造を特定するために不要です。
どんなに複雑でも理解できるようになるための正しい視点に立ってみましょう。

読解

日本人はハイコンテクスト文化の中で生活しているので、「空気を読む」ことに長けていると言われています。
読解力とは、文の内容がなのか、なのか、なのかを自分で判断できる力であると私は考えます。 長文読解では、英語を日本語に訳せたからといってその文章の内容を理解したとは言い切れません。
書き言葉だけでなく話し言葉でも応用できる、ことばの言い換えの力がどれほど威力があるかをお見せします。